軽やかに踊る

備忘録

おはようからおやすみまで


アーティストデビュー、そしてデビューミニアルバム「CITY」発売、おめでとうございます!!!!!

ずっと楽しみにしていた10月7日をドキドキしながら迎えて。実際に手に取ったときに初めてじわじわと実感が湧いてきて。西山さんが広告の前で撮った写真を見て、とてつもなく感慨深くなってしまった……!本当におめでとうございます!

歌詞カード?がめちゃくちゃにかわいい~!表紙のデザインがおしゃれ、お写真が全部かわいい……レコードイメージなのもCITYでめちゃくちゃに良いよなあ……

1. 外では光が踊っている 
ラジオで初めて聴いて、続きもっと聴きたいな〜ってわくわくした一曲。前奏からとても好き。朝起きて、窓を開けて、まだ日が昇りかけでちょっと涼しい風を感じながら聴きたい曲だなあ。なんとなくイメージとして少し白く霞がかった道を歩いているところが思い浮かぶのは、個人的に高校時代の朝に思い入れがあるからだと思う。冬の朝練の日のちょっとひんやりして身の引き締まるような空気の香りがとても好きで、朝の曲と知ったときからなんとなくそういうイメージでこの曲を聴いてしまっている。まあ曲自体は夏をイメージされているから全然的外れなのだけれど、聴いているとあのときのちょっとわくわくするような切ないような感情を思い出しちゃって少し感傷的になってしまうな。テーマも6時〜だもんね。ほんとに誰もいない道を駅まで歩いていて、まさに「今なら街すべてが 僕のものだよ」な心持ちだったなと。空気がしんとしていて、まるで世界に誰もいないんじゃないかと錯覚するような気持ちになるのと同時に、誰も見てないなと思ってちょっとわくわくする気持ちもあって。「これから なんだかいいことがある気がするよ」が素敵。そう「夕方は雨が叩きつける予報 世界の輪郭を溶かすほどの」は、文学的表現としても好き〜〜〜(泣)って感じなのだけど、何よりここの歌い方がとってもとっても好きです……「叩きつける」の2個目の「た」でちょっと張るときの声が好きです…………上手く言葉で言い表せないのだけれど、西山さんが歌うときにたまに出てくる、ちょっとつまった音がめちゃくちゃに好き。「世界」も「溶かすほど」ももうやっさしいのよ……ここがとても好きで何度も繰り返して聴いちゃう。声がほんとにやさしいんだなあ……今歌詞を見ていて、前向きでもありどこか後ろ向きである曲なのかなと思った。前述の部分もだし「割れてしまった夢」だとか「僕はこんな感じでいつでも 答えが曖昧なまま 今日を始める」だとか「このままでいさせて」だとか。後ろ向きというかわくわくはしているけれどなんとなくグレーで朧げな雰囲気も漂っていて、一日が始まることに期待もあるのだけれど、一人浸(ひた)っていたところから外に出ていくみたいな、そういう寂しさも伝わってくるような印象を受けるなあ。1番のサビを伸びやかに歌う歌声が切なくって好き。Cメロ前やサビでシャラララ~みたいな音が入っていたり、外では光が踊っているっていう曲名だったり、降ってくるきらきらした光の粒を浴びながら一人しっとりと歩いていくところを想像しちゃうな。わたしにとっての一日の始まりソングになりました。アルバムでループで聴いていて初めて気がついたのだけれど、タイムマシンからの流れで聴くのもとても好きです。タイムマシンの夜を聞いてしっとり落ち着いたところに同じようなテンション感ではあるけれど全然雰囲気の違う朝のこの曲がきて、ああそうやって日常が繰り返されていくんだなと…………うーん上手く言えないなあ!?

明るい所から始まって、元気いっぱい! というよりは、少し気だるげなところから始まって、最後はしんみりと落ち着くように終わるっていうのが、この『CITY』というアルバムの個性かなって思います。https://thetv.jp/news/detail/237992/p3/

 
2. 真昼どきのステラ
試聴動画で「圧倒的安心感」と口々に言われていて笑ってしまった、でもその気持ちめちゃめちゃにわかる(笑) 5月に公開されてから毎日聞いていたもんなあ、大変だったときにとてもお世話になった一曲。ずっとこの曲を聴いて気合を入れていました。MVもめちゃくちゃ好きです。魅せ方がずるい。目線の使い方もずるい。作品としてほんとにとても好きです。もう86万回再生なのかすごいなあ……!(2020年10月10日現在) 今あらためて聞いていて、すごくいい歌詞だな〜と思った。聴くととても明るく前向きな気持ちになれる曲です。明るくて、ぽかぽかの陽だまりのような雰囲気で、イメージはオレンジ色。自然体の歌詞がめちゃくちゃ合っていて、この曲がリード曲なの最高だなって思う。王様のブランチ10月のEDおめでとうございます〜!わーい!好きなところを挙げるときりがないしもう歌い方も歌声も歌詞も全部が好きなのだけれど、「My Lucky Day 蕾ひらく」は聴くと単純だからいい日になりそうだなあってうれしくなっちゃうし最後の「どこまでいこうか」で泣きます(何故) 「どんな時だって 気持ちひとつで 僕たちのありふれた世界 きらきら光ると気付いたんだ」もいいな〜〜〜!MVでたくさん聴いていたことにより聴くとそのときの動きや映像が脳内で再現されちゃうし、一緒に首振っちゃうし傾けちゃう(笑) 温かみのある声が大好きです。

3. チキプーアワー
インデックスが公開されたときから脳内で議論が巻き起こっていた一曲(笑) 「チキチキプー」という言葉の響きから全く曲が想像できず、しかも作詞されている内の一曲、かつ自粛中に感じたことを歌詞にされたということで初めて聴く瞬間までドキドキだった……!聴くとしばらく頭から離れなくて、気がついたら好きになっちゃってたな〜!全然わからなくて、でも意味を知りたくなっちゃう曲。細かい歌詞について語られることはおそらくないであろうから、自分の中でじっくり解釈したくなる曲。「だから今つくる 2秒後に消えてしまう だけど今つくる」の歌詞のバランス感覚が好きです。そのリズムにその歌詞を当てはめるのが1番と2番で繰り返されるのも、その後に続く「猫背の自分でも 鮮やかに」も好き!そういう歌詞を書かれるの素敵だなあとシンプルに思う。カラフルなおもちゃみたいなイメージだな〜、これまた上手く言えないのだけど、この曲がアルバムの中に入っていることがとても好きです。

4. よこはまスウィング
このアルバムで横浜に凱旋!かと思いきやみなとみらいのあたりはそうでもないらしいから、こんなにも横浜が全面的に押し出された曲が入るとは思ってなかった〜!もちろんいい意味での驚きだけど……!!!真昼どきのステラもめちゃくちゃみなとみらいだもんな、個人的にも横浜は好きな街なので嬉しいです。

って聴いてたけど、横浜駅東口の歩道橋ってどこなんだろう……!?!?わ、わからん、曲の通りに横浜を巡ることができるそうだけれど待ち合わせすらできないのであった……(完) 発表されたときのタイ人YouTuberと白井さんの名前の並びのインパクトに全部持ってかれてたけど、こういうことだったのか!!!と。なりました。西山さんが依頼したと聞いてにこにこしちゃった。めちゃくちゃ白井さんだったなあ。「連れてってあげるョ」「撮ってあげるョ」表記にとても"ひょろ味(み)"を感じますね……時間帯ごとのテーマで16時なの、いいな〜!と思ったしめちゃわかる〜!とも思ってしまった、季節がいいときに横浜〜みなとみらい歩くのめちゃくちゃ気持ちいいよなあ、ちょっと夕陽が差していて人もたくさんいて賑やかで。「西山トラベル」って名前が入っているのもおもしろ〜!ってなりました、曲に歌う人の名前が入るってあんまりなくない……?西山さんの曲!って感じがしてなんかいいなあ。ツイートで見かけたけれど「買ーたろかー」もかけているらしい、全然気がつかなかった、すごい。(追記: あつ森動画の方が先なのかと思っていたらふと先に言ってしまって誰にも気づかれない匂わせになっちゃってたらしい、なにそのかわいいエピソード)

5. とびきりの夜はここにある
はい、好き!とても好きです!!!!!おれサマーで聴いた瞬間からめちゃくちゃ好きな曲調であっという間に好きになっちゃった一曲。冒頭の音の感じにわくわくしたな〜!おれサマーのステージのイメージが強くなっているから、聴くたびに「掴まえにゆくよ」「今を許して」のかわいい西山さんが頭に浮かびます……最高です……曲が公開される度に言っていたから説得力0なのだけれど、ほんとにサビのメロディーラインが好きです。とびきりの!夜って!!!いいなあ……!!!!!ノリノリでちょっとイケイケで踊りたくなっちゃう。好きな人や大切な仲間たちに会いに行くときに聴いてほしい、といったニュアンスのことを前振りで言っていたのにもドキドキしたなあ。夜の楽しみにしていた約束の待ち合わせにちょっと急ぎ足で向かうところを想像しちゃうな。ちょっとおしゃれをして背伸びしてキメていくの。黒とか紺のシックな背景にカラフルな色が光っているイメージ、強いて言うならCDジャーナルの扉写真見たいな感じかも。それはインタビューにもあったエレクトリック・ピアノの音からも感じるのかなあ。そこからの「あなたといる自分が好きだから」よ……この歌詞正直すっっっごく好きです。「その人といる自分のことを好きだなと思える人と一緒にいよう」っていうのは常日頃から大切にしたいと思っている考え方で、だからこそ西山さんがこの歌詞を書かれたって事実にうれしくなっちゃうし初めて聴いたときにやっぱり好きだなあってなりました。この歌詞の意味合いとしてはわたしが考えていることよりずっとロマンス寄りだと思うし、それでいてその歌詞を歌っているっていう事実にときめいちゃうからあれなんだけども。「向かい風くらいが丁度いい」の低音も好きだし「つまんない調和は 丸めてグッバイ」の歌い方も好きだし「つらぬくライト BGM」の音ハメも好きだし「聴かせて 君の声 もっと」の息混じりの感情の込め方も好き!キメキメかつ踊り出したくなる爽やかな曲で、声もそれっぽく(ちょっと鼻にかかった感じっていうのかな……)出されているのがめちゃくちゃにかっこよくて好き。一曲目ともまた全然違う歌い方だよなあ……あ、「はしゃぐココロとカラダ 操って」も好きだな、キリがない(笑) 言葉遊びっぽくて一つひとつのフレーズがキラキラしていて好きです。歌い方もだし、「今夜は終わらない 終わらせない」「両手を広げて 掴まえにゆくよ」だとかちょっと強引なのもいいよね……聴くととてもわくわくする曲です。

6. タイムマシン
MV公開時の興奮が未だに鮮明な一曲。本当にね…………まずは楽曲の感想から。初見のとき、声がウィスパーで優しいを通り越してなんならかわいらしくてびっくりしてしまった。MVで直筆の字が出ていてそれを読んでいたから尚更思ったのだと思うけれど、一つひとつの完結した文章が並んでいる感じがしたというか、歌詞っぽく単語が並んでいるわけではなく文章であり、でも文末は淡々としているというか。う〜〜〜んなんて言ったらいいんだろう、脈略がないって言うとなんかあれだけど、とにかくそういった印象を受けていて、そしたら御本人もそういうニュアンスのことを話されていてなるほどな〜と思いました(後で探したい)。上田さんのコーラスもめちゃ素敵〜!上田さんがアーティスト活動を始めるにあたって一番後押しされたのが西山さんからの言葉だった、というエピソードを以前生放送で聞いていたからそういう意味でも勝手に嬉しかったです。とび夜みたいな夜の曲があって、この曲みたいな夜の曲があるのとても素敵。サビのメロディーライン好きだなと最初に言っていた曲がこれです。歌詞から伝わるこの雰囲気はなんて表現したらいいんだろう……!?真夜中に近い時間帯の曲で、重みはあるけれどでもさらっとしているというか、独特。大人っぽい歌詞がありつつ学生のモチーフもあるからそういう雰囲気になるのかなあ。「増えては減ってく」が特に好きです。MVの感想としては……ほんとにめちゃくちゃ好きでした。都会のビル群(特にオフィス街)を歩いたり見たりすることが本当に好きで、それは都会に出るようになった頃のわくわくする気持ちやいろいろな記憶を思い出す高揚感と、特に一人で帰り道を歩くときに感じる大人になっちゃったなっていう切なさが入り混じった気持ちに浸って、ちょっとざわざわした気持ちになることが好きだったり、夜の街並みのその一つひとつの明かりのもとにいる知らない誰かに想いを馳せることが好きだったりするからなのだけれど、わたしにとって"夜"に対する思い入れってそういうものだから、最初の景色が見えた瞬間に「うっ、わ〜…………」ってなった。あまりにも自分の好みど真ん中を突かれすぎて震えたし最高だったなあ。夜の街を歩く西山さんとてもいい。ラフな格好なのも好き。あとこれはファンの方々みんな仰っていることでいつも激しく頷いていることなのだけれど、西山さん字ほんとに素敵だな……一つひとつの文字の払いが綺麗で漢字が大きめで平仮名がちょっと小さめでっていうバランスも好きです。わたしは自分の字があまり好きじゃないから羨ましくなっちゃうなあ。(追記: 配信イベントでのエピソード、とても素敵だった!!!)


朝昼夜と時間帯に聴きたい曲が変わると仰っているけれどわたしはあまりそういうことはなくて。でもこの「CITY」の曲を聴くとその曲の時間帯ごとにいろいろ感情移入できたりその時間帯の気分になれるから素敵だな〜!って思いながらずっと聴いてます。おはようからおやすみってこういうことなんだなってうれしくなっちゃう。わたしはシティポップ全く通ってきていないからそういった面でコメントできないことだけは残念なのだけれど、それぞれの曲に違った魅力があって西山さんの歌声も素敵で音もおしゃれで歌詞も好きで、めちゃくちゃ好きな一枚になったし、コンセプトアルバムとして素晴らしいという声を聞くたびに間違いないなって思う〜!たくさんCITYしたいと思います!