軽やかに踊る

備忘録

嬉しい驚きと愛おしさ

 

 

 

いやあああああああああ楽しかった!!!!!


ほんとに、楽しかったなあという気持ちで真夜中にこの文章を書いている。以降、ご本人たちと役の境目がゆるゆるな感想が続くので、そういうのが苦手な方はリターンをお願いします……。




ずうっっっと、頭の中で「お芝居って楽しいな~~~!」と言いながら見ていた。舞台を見るのはほんとにいつぶりだろう……?朗読劇自体ももちろん初めてで、今までそういう映像を見たことはあったけれどとてもどきどきした。お芝居楽しいなと強く感じたのは、これが朗読劇という生身に近い形態だったからっていうのもあるかもしれないなと思う。声優さんにとって、アフレコと朗読劇はやっぱり大分勝手が違うものなのだろうか……?イメージだとやっぱり朗読の方がその演技において個人の裁量があるような気がしてしまうのだけれど、だからこそこの人はこういう演技をするんだっていう目線で見ることができたから面白かったなあと思う。


正直なことを言うと、私は普段からお笑いを全く見ず、むしろコントをしているときよりもバラエティー番組に出演しているときの芸人さんの方が好きだと公言しているようなタイプだったから、朗読劇の中でコントをやるっていうのはどういう感じなんだろう、どういう風に受け止められるんだろうという若干の不安があって。でも、それをすごくいい意味で裏切ってくれてとてもとても嬉しい。きっかけはあれだけど、観終わった後にコンテンツとしてもすごく好きになっちゃったな〜!機会があれば4thも生で見たいな。

スタンドマイクなのかと思いきや口元のマイクなのか~い!と思ったし、アクリル板すれすれで会話した後に暗転中にそれを拭くスタッフに対して起こる拍手……大変だ……ていうかストーリーが渡先生だってエンドロールで初めて知ったよ……そうだったのか……


菊一文字。「いや演技!!!」って感じだった。うっっっま。わたしはぶっちゃけ演技の上手い下手はあんまりわからないのだけれど、声のトーンとか感情の込め方、とても好きだなあと思った。そもそもわたしは町田さんみたいな性格のキャラが好きなのである(?)。ずるいわ~~~。央と淳也それぞれがお店に来るシーンも好きだなあって思ったし、2人のシーンもとてもよかったなあ。界人くん。赤髪のオールバック?いかちい。赤髪になっていることは知っていたけれど、こんなに赤だったのか!って思った(そうそう、キャラデザの色と皆さん衣装の色を合わせていたのいいな~って思った)。今思い返そうとすると全部最後の展開にもっていかれてしまうな……本当にどういうこと……そういうことなのかと思ったらそういうことなの、そんなのまさか思わないじゃん……それを受け入れたうえで皆の前で最後振る舞っていたと思うとしんどい。ネタはめちゃくちゃ面白くて、納得の勝利でした……!アフレコを当てはまるの、ぴったりとはまりすぎててすごい。ネタ中に豊永さんがけっこう笑いながらツッコんでいたのが(もともとそういう演技のつもりだったのかそのときの素なのかわからないけれど)余計に大野さんとの対比というか、見ていて楽しくてよかったなあ。これは他のコンビにも言えるのだけれど、そのキャラとネタ中のキャラのギャップみたいなのを見られるのが楽しい。大野さん?大野くん?は、めちゃめちゃ強面だけど、ネタ中は真顔ですっとぼけるから面白い。界人くんの顔芸よ。

6-シックス-。めっちゃネタ好きでしたwwwwww 面白かったなあ、「阿座上さんだ~!熊ちゃんだ~!」と思いながら見ていたのだけれど、喜多見さんめちゃくちゃ好きでした。上手く言葉で言い表せないのが歯痒いけれど、ああいう性格、ポジションの人好きです。頭がよくて、それを揶揄されることもあって、冷静だけど人に対して誠実で、時にはお節介で、とってもかっこいいなあと思った。狛江さんはその口癖の感じからそういう役なのね、かわいいねえ、というテンションでずっと見ていたのだけれど、あるシーンで「うわ~~~~~そういうの好き!」ってなった。どこだったかな……真面目に話すシーンかもしれない。*1この2人もめちゃくちゃいいコンビだよなあ。そうそう、熊ちゃんのネタ中の表情がほんとにおもしろすぎて全力で笑かしにきている表情で好きでした(笑) 大道具を使うことにちょっとびっくりしたけれど、だからこそ「お芝居楽しいな~」ってこの場面ですごく思った。喜多見さんの動きとかを見ていて、舞台ってこうだよなあと。ネタ中のお兄さんの演技、めっちゃ好きです。面白かったなあ。急に口説き始めるからめちゃくちゃ笑いました。あ、あとシンプルに阿座上さんの渋めの声が好きです。(そして今熊谷さんA3じゃんとなって震えています……)

はやしま。「天ちゃんすご~~~!!!」ってなりました。いや、わたし天﨑さんのことほとんど知らないんだけれども。ほんとに「こういう声なんだ!」ってところからだったんだけど、とてもキャラに合っているなあと思った。とても通る声。キャラの見た目にもぴったりだなあ。なんかこう全力で、無邪気で、自分に正直で、悪意はないんだけどでもちょっと空回りして浮いちゃうみたいなキャラ、味わい深いよなあ…………学生時代の回想シーンは特にそれが伝わってきてしんどかった。岳人くんは、YouTubeとアーティストデビューの話で存じ上げていて、出てきたときからスタイリッシュであった……2人とも最初は気のいい人っぽいけれど、ちょっとずつあれ……?ってなってきて、途中からとても人間味が見えてくるのがもういろんな意味でしんどい。弟、めっちゃ残酷なこというじゃん…………ってなった。兄はああいう風に弟のことを考えられるってすごい、すごい優しいことだと思う、でもそれって健康的な感情ではないんだよなあと思って苦しくなってしまった。そこからいろいろ経てお互いのことをちゃんと見るようになったときはやっぱり嬉しい気持ちになったなあ。はやしまの「ちょっとやってみて~」みたいなネタは、わたしが想像する芸人さんのコントに一番近いかもしれない。ノリツッコミ、面白かったなあ。やっぱり芸人さんのコントでも、その場の空気感みたいなものがあるんだろうな……と思った。食わず嫌いは良くないね。

そしてスターダスト。もう……花江くんどうした……!?(笑) わたしからは全然見えていなくて、西山さんが言ってようやく気付いたのだけれど、もうわけがわからなさすぎて涙出たwww 西山さんがそのセリフの前から様子がおかしかった、動揺していたと後から聞いてもう一回見たいなあって思った。もうそのときはその衝撃でいっぱいいっぱいで、あんまり西山さんの対応とかどんな反応だったかとか見られなかったからなあ。スターダストは普段からボケとツッコミが成立しているというか、上手くかみ合う二人組なんだなあって思った。朗読シーンでもそのやりとりが各所にあることで面白みが増しているというか。ネタのときは、普段のヒガちゃんがちょっと明るくすっとぼけている感じかな。ヒガちゃんのセリフが面白くて、どんな場面でも笑いが起こっているからすごい。西山さんの演技かな、緩急がとてもずるくてめちゃくちゃ笑いました。良いアクセントというか、スパイスみたいな、存在感のある役なんだなあ。一か所、めちゃくちゃ挙動不審なシーンがあって、それで(素なのかわからないけれど)花江くんが笑っているところがカメラで抜かれて、「わ~~~~~」ってなんかとっても微笑ましい気持ちになった(笑) 今まででこの2人は詳しく描かれてきたのだと思うけれど、町田さんとのシーンでああこういうコンビなんだなってとてもわかって今までに想いを馳せてしまったし、とても人間味があって好感を持った。思い悩む淳也さん(?)いいなあ…………スタダからの菊一文字のミラクルも生ならではだ……!と思って見ていてとてもとても楽しかった、笑ったなあ。こんなのもう、振り返り配信見るしかないじゃん……



西山さん…………こういう風に誰かを初めて生で見るといつも「ほんとに存在したんだ……」という謎の実感が生まれるのだけれど、今回は席がそこまで近くなかったからかいい意味でもあまり実感がないままでした……こうしてイベントが終わってもやっぱり前とほとんど変わらない気持ちでいる…………ただ、その姿を拝見していて、めちゃくちゃ愛おしいな……という気持ちになった。最初のコントがあって、いよいよマイクが並んで出てくるってなったときに指先が震えてそんな自分に自分でびっくりした。もともと様子のおかしい西山さんが好きなわたしがこの役の西山さんを好きじゃないわけがないんだよなあ(語弊のある言い方) 実際にその姿で演技をされるところを見て、その演技はもちろん、表情であったりしぐさであったり、とても好きだなあと思った。茶髪で髪の毛つやつやな西山さん~!演技をしていて、だいたいが怪訝そうな表情をしていたのだけれど、前半でとあるセリフを言いながらにこっとされたときがあって、その瞬間がカメラに抜かれて「うわ~西山さんだ!」とすごく思った。わたしがよく見かけるご本人の表情というか、その瞬間はとても親しみのある表情をされていて、かわいい。スタダは幼なじみという設定があるからそういう関係性の見える演技をしている、という前提は置いておいて、その掛け合いの息のぴったりさがやっぱり2人だからなのかな~と思ったりした。めちゃめちゃ間髪入れない感じのネタだったのだけれどそのテンポ感みたいなものが面白くてめちゃめちゃ笑いが起こってたもんなあ。もはや本人?みたいなところあるよね(笑) 西山さん、話しているときの立ち姿がちょっと不安定でその場で足踏みしているのがそのキャラっぽかった。あと、アフタートーク?エンディング?で、裏話聞けてうれしかった!袖にはけながら、お互いに「なんで!?どうして!?」「どういうこと!?」みたいになってたの面白すぎる、それはもうびっくりしただろうなあ。その様子を他のキャストも見ていたっていうのがね。それから内容とは全く関係ないのだけれどTwitterで共演者の方がCDの写真載せてくださっているのめちゃくちゃかわいくないですか……(かわいいという感情とは?)良かったねえ、いいねえ、という気持ち……一日本当にお疲れ様でした!



こういうイベント自体が去年の末ぶりだったからとてもとてもドキドキしてしまった……いつもほとんどインターネット上でしか見ていないファンの方々の姿を目にするとやっぱりドキドキしてしまう……そして生っていいなの言葉に尽きるな。もちろん、配信で観ていたとしても楽しめたには違いないけれど、こうやって集中して臨場感を持って楽しむことができるっていいなあって思った。同じ空間にいるわけだもんね。

とりあえずはここまで!

*1:レポを書いてくださっている方がいて思い出したけど多分「俺の相方に甘えないで」と話をするところだと思われる